【本の感想】「猫思考 自由に生きるためにやらニャいことAtoZ」を読んで
こんにちは!
よーこーです!
今日は本の感想を書こうと思います。
<読んだ本>
<概要>
猫を題材にして断捨離思考について書いた本で、大きく2部構成になっています。
第1部では、タイトルにもある通り、
「自由に生きるためにやらニャいこと」がAtoZで書かれており、
第2部では、「ネコメンタリー小説」と題された、
絶望している「僕」と1000年以上生きた老猫「猫ジイ」との物語が書かれています。
第1部で断捨離すべき考えや行動を列挙し、
第2部で断捨離思考を実践すると、どういう結果が得られるのか、
が小説で書かれている形ですね。
また、猫の写真が多く挿入されており、猫好きにはたまりません。
<感想とか>
実は私がこの本に出合ったのは学生の頃でした。
当時の私は、彼女もお金もやりたいことも、何もかもない状態だったのですが、
周りの人たちは彼女/彼氏は当前おり、バイトを掛け持ちしてお金を稼ぎ、
友人と旅行に行き、学生時代をエンジョイしている、、といった具合でした。
そんな状況に「なんで俺だけ、、、」という不満で頭がいっぱいだったのですが、
そんな時に最寄りの書店にふと立ち寄ったところでこの本に出合いました。
本を読んだ当時、自分がいかに「かくあるべき」という思いに縛られていたかを実感し、「こんなこと気にしなくていいんだ」と胸がすっきりしたのを憶えています。
概要でも書きましたが、この本の中では「Not To Do List/やらないことリスト」が
AからZで書かれており、一部心に残っているものを抜粋すると、
・Air-空気 どんな時も空気を読まニャい。
・Big-大きい 自分のことを必要以上に大きく見せニャい。
・Must-ねばならない 「ねばならない」と思わニャい。
などなど、、、
これら「○○ニャい。」を読み終えて、いかに自分が周りと比較して卑屈になっていたのかを実感したと同時に、自分が「かくあるべき」という理想に勝手に苦しんでいただけで、それらは気にしなくてよいんだ、と気づかされました。
また、後半の小説を読み、断捨離思考を実践することで物事が好転した物語が書かれており、自分も実践しよう!という気持ちになりました。
それからは変に空気を読みすぎたり、世間体を気にしすぎたりすることもなく、
精神的にとても楽になりました。
先日、Twitterで著者であるナカムラクニオさんがフォローしてくださったので、
記念にこの本の感想を書いてみました。
今度ナカムラさんのされているお店「6次元」にもお邪魔してみようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
それでは!